栗山の建設残土埋め立て事業地における平成27年4月・5月分の水質調査測定結果が追加更新されて、四街道市のHPに掲載されています。
▶四街道市HPの新着情報
2015年6月5日 建設残土埋め立て事業に関するお知らせ(測定結果更新)
◎速報としまして、今回5月実施分にて追記されたところを中心に解説します。
➀水質(排水路)では、埋設地から依然として高度の汚染水が流出し続けています。亜硝酸・硝酸性窒素は少なくなったかに見えますが、一方でアンモニ ア性窒素や汚染度を示す電気伝導度では極度に増加をしています。
②元ムクロジの里の出口(農道下土管出口)においては、未だに水生生物が生息するに困難な数値を示しております。魚が浮いていたという情報がありましたが、むべなるかなです。
③場内観測井戸では、全体的に亜硝酸・硝酸性窒素において微量ながらの増加がみられ、観測井戸No1~3では全物質で増加傾向を示しています。
④人体への影響が懸念されます地下水(民間井戸)、特に現場隣接地の御宅の「西側近接井戸2」においては続けて亜硝酸・硝酸性窒素が増大しました(亜硝酸性窒素の飲料水としての新規の安全基準が0.04mg/Lですから、その5倍に当たります)。
そればかりか他の物質に於いても増加が確認されます。汚染の拡散の疑いが更に深まってきたと考えられます。
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